拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

mbook欲しい!

1月3日〜5日。
寝正月。2㎏肥えた。危機的である。
1月6日。
帰宅。
1月7日。
会議。事務仕事。
1月8日。
学類1コマ。院2コマ。
夜、廃道本を読む。山さ行がねがを読んでいる私にとってあまり目新しいわけではないが*1、本の形で読めるのはいい。ソファーに寝っ転がって読めるのはいい。惜しいのは、特に『廃道本(ブルーガイド・ムック)』の冒頭から「廃隧道」小特集になっているのだが、著者の廃隧道への言葉が「廃」の魅力を語ることに傾斜しており、「隧道」の魅力を語り切れていないように思われるところだ。トンネルの美学(たぶん誰かがすでに書き尽くしているとは思うのだが)を語って欲しいと思うわけです。
手元にある本からメモ。

で、ロビンソンは「安全」に砦の内部に閉じ籠もれたか。否である。そもそも食料は不足するし、洞穴内に絶えず物理的危険が存在したことはすでに触れた。しかし真の問題は内部という観念自体に存する。内部とは、内−外分節を前提とし、外部との関係を前提とする相対的観念である。どんな外部をも内部化できるという内−外分節の想定は、逆に、どんな内部も外部となりうる可能性を含んでいる。従って内部の「安全」とは、外部との相互交通においてのみ成立する。(岩尾龍太郎『ロビンソンの砦』(青土社、1994年)233頁)

トンネルというのは最初っから「内−外分節を前提」できない存在であるから面白い、少なくとも私にとっては。だから、途中で崩落して埋まってしまった廃隧道にはあまり興味がわかないというのが正直なところ。
1月9日。
会議。
VAIOの超小型ノートPCが話題になっておりますが、韓国UMID社のmbookというのがあるんですね。なんでも、かつてのNTTのシグマリオン(?は私も持っていた)と同じくらいのサイズだとか。http://www.ubergizmo.com/15/archives/2009/01/mbook_m1_an_uber_sexy_umpc.html
これ欲しい。
明日の予習。しかし完成度が高いので、あまり予習はいらんような。

*1:新ネタは多いが、論述のスタイル等々はお馴染み、ということ。