拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

興部、で出るねえ

2月2日。
重要業務。
2月3日。
重要業務。
2月4日。
1コマ&会議。
2月5日。
1コマ。午後、へたばる。2日と3日の疲労か。
2月6日。
本来2日2限にやるはずだった講義を、この日の7限にやる。ネタは『フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)』の「くさい興部」(Malgassy?)や「斜里」(Sidelsham)、つまり北海道アイヌ語地名ネタである。
「先生のいっていることが全く分からなかった」というコメントが3分の1。意外に少ないな。生まれて初めてジョイスさん(や柳瀬さん)の名前を聞いたにもかかわらず、夢野久作さんの名前を出したり、Sidel→Slideで「斜里」ってスゲーとか、この「既知外」な本にも反応できる学生が結構いるってのがすごい。筑波にいる限り、このワケワカラン授業だけは、継続してやりたいものです。なんというか、好きなことを全開でできる授業が1コマでもあると「けんきう」人生も悪くないと思ってしまう。*1
それにしても、興部(おこっぺ)は余裕で変換できるATOKはなかなか。さすがに語気ビルは語気ビル(正解は「濃昼」〔ごきびる〕)。

*1:さすがに学部でFinnegans Wake講読ってのは無理だろうが・・・。やったら意外とできるのかなあ。