拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

恩寵と祈り

4月3日。
ヴェイユさんじゃありません。
泥縄きわまりない明日の準備で、岡さんと中井さんのご著書を読みながら(簡単にすらすら再読できる本ではないので大変だ)、他者の表象不可能性について語るところで「恩寵」や「祈り」という言葉が出てくることに、そういえばイーグルトンさんを読んで以降、文学と宗教ということを疑わずに普段考えているな自分、ラシュディーさん事件があったというのにもかかわらず、と思うのであった。いよいよ宗教哲学を勉強する時期になったような気がする。