拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

逃避2

8月21日。
サ(略)、草稿をパネリストのみなさんに送付。あと一週間しかない。
8月22日。
ヴィ(略)をやろうとするも、眠くてしょうがない。逃避する。
写真は北海道富良野市麓郷(「北の国から」のロケ地)の奥にある「原始が原」(富良野岳、1912メートル直下の湿原)入口につながる布礼別(フレベツ)林道を撮ったもの。大変気持ちの良い道ですが、駐車場入口は非常にガレているので車高の低いクルマは注意。あと、マジで熊注意。
昼寝。
ヴィ(略)、今日の分終了。
イードさんシンポのバンドマスターKさんから発表原稿についての(あいかわらず)鋭いコメントが到着。
自分の作り出した世界にとどまろうとする登場人物(チャールズ・グールドさん、ノストローモ親分さん)、それを冷静に見ている人物(エミリア・グールドさん)。そのそれぞれに同一化するコンラッドさん、そしてサイードさん。1967年までのサイードさんは、どちらかというと前者、つまり自分の世界にとどまる登場人物/コンラッドさんに親しみを感じつつも、そこからの脱出をも見ていたという、まだ曖昧なところがあったような気がするのだが、この幼年期を1967年6月がぶっ飛ばして彼は大人になった、ということでいいような気がする(サイードさん自身がエリクソンさんを引用してこうした事を書いている、もっとも個人レベルではなくてパレスチナ人全体の問題として)。だから1967年のあとは「ぶれません」、という。