拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

ぼやきつつ仕事をする

目白での某会議の終了後、速攻で職場に戻り仕事。全然終わらない。明日から始まる5回の授業のため拙著帝国日本の英文学とそれ以降の仕事を学類生向けに整理しているのだが、彼ら彼女らに短い時間内でとりあえず拙著を紹介するにはどうしたらよいかと考えてあぐねて、結局若島正さんの『毎日』の書評に回帰した。一般読者もスルスル読めるが勘所は絶対外さないというプロの技、やっぱすごいわ。
ググっていたら、佐藤美希さん@北大の「昭和20年代の英文学翻訳と英文学研究―『英語青年』誌における翻訳規範の形成とそのコンテクスト」という論文がウェブで読めるじゃないか!この一年間自著関連のことは放置プレイしていた証拠だ、全く情けない。
・・・というわけで拙著を読み返しているのだが、もう自分の本とは思えない。完全に「テクスト」になっている。そりゃそうか、出版して3年半立つのだから。それにしても最初のページから最後のページまで全力で気合い入りすぎだろこの本。これ、そもそも英文学をあまり知らない学類生にどうすりゃ説明できるのかortz