拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

生きる希望がわいてきた・・・?

昨日今日の苦行が終わり、自宅でネットを見たら、あと4年弱で日本でリニアに乗れるっぽいことが分かった*1
いや、とっとと上海行けよ自分、とは思うのだが、しかしあれはドイツのだし云々。いやあ、日本のリニアってのは私の子供の頃の夢ですから、やっぱり夢の実現をこの目で見たい、実際に体験したい。あー、実験線が山梨に行かなければ今頃は千歳札幌間に(略
それはそうと、発表が終わってこの本が届いた。

Brown River, White Ocean: An Anthology of Twentieth-Century Philippine Literature in English

Brown River, White Ocean: An Anthology of Twentieth-Century Philippine Literature in English

これはラトガース大学ででた本。マニラで買ってきたフィリピン人向けのアンソロジーとどう違うのか比べてみよう。それだけでもごく短い文章になるかもなあ。
そうそう、マカティ市にある巨大ショッピングモールの最新棟であるGlorietta 5に入っているNational Bookstoreという大規模書店で大人買いしてきたのだが、ぱらぱら読むとやっぱりゲイ文学がおもしろい。例えばタガログ語と英語は一応別言語として存在し、文学もそれに対応してそれぞれの文学があるのだが、もちろんTPOによってミックスする場合もあり、私がウェブの英語/タガログ語翻訳サイトを駆使して読んだ"Geyluv" (Honorio Bartolome de Dios)は、基本はタガログ語なのだがそこに英語を文法レベルまでミックスしてみせており、いわばテーマと文体が一致していたりしておもしろい。というかLadlad: An anthology of Philippine gay writingという本のアンソロジスト(二人)がフィリピンの超エリートでカミングアウト済みというのがどうも日本と事情が違うっぽい。

*1:実験線の延長が13年度に終了ということで、これをさらに東西に延伸、「営業開始は分からない」か・・・。はやとちりしたorz