拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

週末の小旅行と読書

8日、仕事終了後、以下の小説を読む。これこそ「トランス・パシフィックな想像力」(以上のもの)だと思う。

HIROSHIMA (講談社文芸文庫)

HIROSHIMA (講談社文芸文庫)

9日、早朝に福島県広野町へ。夏に20キロの規制線のところまでバスで行ったが、あらためて規制線とJR末続駅周辺を観てきた。四倉道の駅周辺も。非常に思うことは多いが、ここでは非常に抑うつ的になったことだけを書いておく。もっとも私がそもそも抑うつ的な人間ではあるけれど。
つくばっくしたあと、ケーズ電気@研究学園のソフトバンクiPhone4Sを予約。その後、はずせない仕事のために学校へ。学園祭で賑やかではありましたけれど、こっちはそうもいかないのであった・・・。
10日、以下の本を読む。
重松日記

重松日記

黒い雨 (新潮文庫)

黒い雨 (新潮文庫)

『重松日記』を読んだのは今回がはじめて。生活者の視点から見た原爆の被害云々の評価はわかるが、これは普通の労働者は情報もないし逃げられないし、それならば普段通りの仕事をするしかないという哀しい記録であるということを前提にこの評価を持ち出さなければならないと感じる。