拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

ロビンソン映画鑑賞会2

上記エントリーの次の日だが、ここに書きます。

ロビンソン・クルーソー [DVD]

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RCの場合原作準拠というのはあまり意味がないとは思うのだが、これは上記ブロスナン版よりも改変が大きい。細かい指摘は面倒なのでしない。
ピエール・リシャールという役者がRCだがブロスナンのようなイケメンではなく、白髪のオッサンで、観ても寂しい人は多いかも。その代わり?、フライディは若いイケメン。
面白かったのは、終盤、故郷(南米!)に戻ったRCは、かつての知人の船長の娘とフライディが好き合っていること、だが南米では差別されることから(フライディは奴隷制度に敵意をむき出しにする)、「進歩的な」ヨーロッパにわたって暮らそうとするというネタ。渡航中の船の中で、この異人種間カップルが別の白人カップルから「何あれひどいな」と差別的な言葉をつぶやかれるのだが、RCは「争乱の種をまき散らすのだ…戦いはこれからだ!」と二人に諭して大団円というところ。これ何の映画だったろうか、という。