RCのド素人としてRC映画を観ることにする。昨日は台風4号の暴風を聴きながら以下を観た。大変時期にかなった映画であった。
ピアース・ブロスナン(007といっても学生には通じないのだったw)主演のこの映画、書影が出ないということは
黒歴史なのか?ともあれ、すでに専門家による論評があるだろうけれど、これは
政治的に正しいRCということなのでしょう、ウィリアム・タカク(
昨年亡くなったのですね)演じるフライディに最初は
キリスト教を教えようとする(これは原作準拠)
クルーソーだが、二人はそれぞれ信ずる「神」をめぐって口論する。最終的には「何かが変わった」とつぶやく
クルーソーは「野蛮人」の宗教をも認めることになる。そしてフライディと同じように顔にメイクして戦士になる。やがて
クルーソーはフライディの島で白人武器商人として敵扱いされ、生け贄に出されて「死人」扱いのフライディと決闘を余儀なくされるが、結局は予定調和的にフライディは白人に射殺される。このとき「友人」を失った
クルーソーはフライディをかたく抱いて慟哭する。マジで「友愛」、いやもっとエロいかな。このあたりは原作とは全く違うところですね。フライディは
ブリテン島まで同行して、続編で死ぬのだし。そもそも
クルーソーは
スコットランド出身となっているが、原作はYorkの生まれということであるし。
なるほどウィキにも「原作とは大幅に違う」という項目があるわけだ。