拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

田舎と都会の英米文学ー玉井武について

もちろんタイトルの由来はレイモンド・ウィリアムスであり、河野真太郎である。

The Country and the City

The Country and the City

玉井武という人はアジア・太平洋戦争をはさんで、小樽商科大学藤女子大学で教鞭をとった英語教師だが、特に小樽商科大(小樽経済専門学校)時代は、小樽という〈田舎〉を北方の文化的〈都会〉にしようという学校の方針=国策の中で仕事をしていた。それは玉井の英語・英文学の仕事にはっきり影響を与えていたが、他方、彼のキャサリンマンスフィールドなどへの関心を考えるとどうなるかな、という話であるわけです。これをあと10日くらいで論文化するということなのだが、毎度毎度〆切に近くならないとアクセル踏まないのはよくないねえ。>自分
そもそもこれ、まる一年前やった口頭発表ネタなのだし、ちょっと遅いよな、と。