拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

寒い寒い寒い

閑話休題。昨晩またストーブが消えた。例の燃料ポンプが鳴り響きだしたのである。全く僕にとっては「悪魔の声」である。最近は、上空を通る自衛隊のヘリの音に過剰に反応してしまうくらいだ。それにしても、以前雪の重みでつぶれたパイプはJA川西に頼んで交換してもらっており、それ以降ストーブは順調に燃えていたのである。なぜだろう?
僕は、この三日間の異常な寒さが原因ではないかと思っている。帯広の今朝の最低気温は-26℃とかいっているが、畜大構内では-33.2℃まで下がっており、僕の家はまあ畜大構内にあるようなものだ。間違いなく-30℃は超えていただろう。この寒さだと、灯油も粘度を増すのではないか。パイプを修理してくれたJA川西のお兄さんは「燃料は低温地用の灯油だから、それは考えられない」とか言っていたけど、しかし特別仕様の灯油といえども-30℃強の猛烈なシバレを想定しているだろうか。僕が家を空ける時に使っている不凍液の原液ですら-40℃までしか耐えられないのである。水で半分に希釈した不凍液なんかガチガチに凍ってしまう温度である。灯油がゼリー状になっているとまでは言わないが、スムーズに燃料が流れなかったということはあり得る。実際、今日の朝11時頃、だいぶ外が暖かくなってきたので(とはいえ-18℃の世界である)早速ストーブをつけてみると、ちゃんと燃焼し始めた。やっぱり寒さのせいではないのかな。
ともかく、この寒い季節に、予備ストーブがあるとはいえ、居間のメイン・ストーブが消えるというのは、まさにcriticalである。レーザー治療を受けたあとでよくまわりが見えない状態ではあったけれど、無理矢理ハラ電気に行って室内用灯油タンクを購入した。これで夜中に火が消えてもとりあえずストーブは使えるだろう。