拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

札幌交響楽団

リサーチや書籍購入のため札幌に出ることが多い。ついでにキタラホールに立ち寄り、何かやっていれば聴いていく。あのホールの音を聴くだけでも結構満足できる。
先週金曜日は札幌交響楽団(札饗)の定期演奏会だった。バルトークのピアノ協奏曲はピアノの打楽器との掛け合いのあたりでこちらの緊張感が切れてしまい、大きな感動はなかった。しかしヤナーチェク、グラゴリオ・ミサには大変感動した。うねるコンバスの迫力あるリフを聴いて完全にのめり込んでしまった。昨日、ウィーン・フィルのCDを買って、今聴いているのだが、これもいいなあ。

ヤナーチェク:グラゴル・ミサ

ヤナーチェク:グラゴル・ミサ

*1
衆議院選挙終了。結果はまあこんなものだと思う(結果には満足していないし、首相交代の可能性がなくなったことは本当に心のそこから悔しいけれど)。大事なのは、むしろ、低い投票率。道新では「神の国」発言で「大方がしらけた」との社説だが、僕には「しらける」人の気持ちがまったく理解できない。
僕は選挙前、新聞でも雑誌でもネット上でも「候補者アンケート」があったから、各党・各候補の答えを箇条書きにしてみた。積極的にこの人だ!という候補者・党を決定することはできなかったが、相対的にましだと思われる候補者・党を決めることは容易だった。「しらける」どころか「楽しい」作業だったのである。

*1:はまぞう」にはチェコ・フィルの演奏しかない。ウィーン・フィルのは輸入盤だっただろうか?[2006/07/14]