拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

教育史学会第48回大会の感想

私は京都大学の院生さんの岡倉由三郎についての発表を聴きにいったのだが、その内容についてはこれから少しずつ咀嚼していきたいと思っているので、今は感想は書かない。忘れないうちに書いておきたいのは、とても些細なこと。あのピリピリした雰囲気だ。要するに、(特に憲法解釈と教育をめぐる)イデオロギーの対立がモロに会場にあったということである。法政らしく?外では右翼さんの街宣ががなっていたし。なんというか、日本英文学会では味わえない雰囲気だった。でも、私のごく狭い体験から考えても、広義にせよ教義にせよ「政治」について語ることは、ある種殺伐とした雰囲気があって当然なのではないか。日本英文学会も、もっと殺伐と、もっと荒れてもいいのではないか。(別に「総会屋」がいるべきだとかいうつもりはないのだが。)