心理学と英文学
- 作者: サトウタツヤ,渡邊芳之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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で、英文学系の本でこれだけ売れる本ってあるだろうかと考える。たぶん、ない。
私は前の職場で渡邊さんの同僚だったが、この人は「心理学ブームはもう終わりだよ」と言っていた。そうですか、と思ったのと同時に、「ブーム」ってあったんだということに驚いた。私が物心ついてから「英文学ブーム」なんていうものはなかったと記憶するので。
「英会話ブーム」というか、英会話やんなくちゃという強迫観念はまだ強い。だから津田幸男さんの本なんかもある程度売れたりする。しかし、英文学やんなくちゃという強迫観念はない。
だから、私の本は、本当は、「英文学ってやらないと死ぬほど後悔するよ」と煽りつつ、「英文学やると死ぬよ」という本であるべきなのだ。
こういうところは細木さんに学ばないとな。