拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

Saturday再読

結局もう一度読んでしまったのだった。某氏の論文を念頭に置きながら。

Saturday

Saturday

数日前この小説についてふざけたコメントを書いたが、ちょっとマジになると、これはポスト911小説であり、目の前にテロリスト(ではないけどね)があらわれたらどうするのか、という主題をあつかった小説でもある。
通俗的ですよ。だが、この主題のそんなに悪くない通俗的変奏だという気がする。
ロンドン同時多発テロのあと、マキューアンがどういう発言をしたのか、チェックしておきたいな。