拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

カゼひいた

毎年季節の変わり目にはカゼをひいているのだが、今年もカゼをひいてしまって、金曜日と土曜日は寝込んでいたのでした。中途覚醒でベッドからおきて小用、そのあとソファーにひっくり返ってついつい2時間くらい過ごしてしまうのだが、これがいかんのですな。
久しぶりにゆっくり過ごしたので、土曜日の午後にはだいぶ力が戻ってきたような気もする。
10月16日。
4コマ。4コマ目には、ファミレスの「デニーズ」の名前が口から出てこないのね、ちょっとヤバイと思いました。
10月17日。
会議一つ。
10月18日。
院の授業で『ミメーシス』、『ドン・キホーテ』論を私が担当。
アウエルバッハさんの『ドン・キホーテ』嫌いは興味深い。ドン・キホーテは狂気である。同時に保守的な常識人である。これがシームレスに共存している。このためこの作品は単に滑稽である。ここには狂気と正常との葛藤→弁証法的発展がない(シェイクスピアさんにはある)、というわけだ。マジメだなアウエルバッハさん、という印象をあらためて強くする。
この作品が、第2部が第1部への自己言及によっていわばメタフィクションになっていること、この言語に固有の力を認めるフーコーさん@『言葉と物』とはだいぶ立場が違いますねえ云々で、サクッと締めくくる。
10月19日。
N先生の退官記念論集論文を書こうとするものの、カゼの頭痛で寝込む。
10月20日
午後、少し復活。