拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

濫読

12月30日。

孔子伝 (中公文庫BIBLIO)

孔子伝 (中公文庫BIBLIO)

これの古い新書を買っていたのだが、積ん読にしていたので読む。『論語』の孔子像は問題があることを知る。
新・サルトル講義―未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書)

新・サルトル講義―未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書)

サルトルさん『嘔吐』が裏『ロビンソン・クルーソー』だという説は、やっぱり面白い。
日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

大本というのはやはり興味深い。
12月31日。
近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国』は寝る前にポツポツ読んでいるのだが、「移動民」と諸帝国の法(文)の接触についての(とてもストイックな)具体的分析を読んでいると興奮してしまって寝付けなくなる。例えば第9章の、欧米系住民の日本への「帰化」後に行われていた「英語」教育の話など、もっと詳細な記述を読みたい。
午後。
数の子の薄皮向き。エビの殻はずし。掃除。