拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

時局的な小説

イラクでは精神に障害を持つ人が自爆攻撃の手段にされるということが起きているわけだが(詳細はわからないのだが)、当然私としてはこの胸くそ悪い小説を思い出すわけです。爆砕のエピソードとかまんまですからね(さすがに遠隔操作ではないが)。

The Secret Agent: A Simple Tale (Oxford World's Classics)

The Secret Agent: A Simple Tale (Oxford World's Classics)

しかし昨晩夜のNHK教育アメリカ関係特集を見ていると、このテレビ位でいいからもうちょっとマテリアルなレベルでのテロへの考察なんかがこの小説にあったらなあと思うが(コンラッドさんなら書けたはず)、なきゃないで自分でコンテクストをよく勉強しなきゃならん。
1月31日。
院の授業で『灯台へ (岩波文庫)』の第1部、食事シーン泣けるよねとか。私はすぐ泣くからいかんとか、くっちゃべる。来週で『ミメーシス』も終わり。
2月1日。
書類仕事。
2月2日。
休養。
2月3日。
降雪のため、ドライブ中止。青梅マラソンも中止ってんだからしょうがない。
2月4日。
院試開始。午後からの授業準備をしていた朝、教室変更に気がつき、しかも全く収容人数が足りないことを知る。あわてて休講の連絡。最初から休講にしておけばよかった、この時期は入試関係であれこれ面倒なんだった。
懸案を一つ片づけてホットしている時にこれを読んだのだが、やっぱり名著であるこれ▼はすばらしいと思う私なのであった。ま、これは「教養部」ではなくて「文学部」晒しage/ツンデレなんだが。