拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

腸詰め集会

3月3日。
会議、二コマ(期末試験)、会議、会議、学生との面談、送別会。四半世紀以上勤務された先生方の話を聞いていると、もちろん勉強になると同時に、私なんぞは定年まで今の職場に勤めることになるのだろうかと、ふと思う。首大の顛末などを見ているせいだろうか。
3月4日。
日中、試験の採点。なかなかすすまない。夕方、新年度の院生指導体制を院生のまえで発表。集団指導体制でがんばることを強調する(といっても実際に喋ったのはAさん、Hさんだが)。
夜、院生どもが、荒木先生のお下がりの腸詰めを喰らう会というのをやるというので、チャリで吾妻公民館まで行った。韓国、台湾、日本の腸詰めに、ワインとマッコリ、ビール。ジャガイモ、そら豆。いやあ、大変おいしゅうございました。

というわけで、以前紹介した以下の本ですよ。学魔Tさんの書評でも非常に高い評価ですぞ。

芥川龍之介と腸詰め(ソーセージ)―「鼻」をめぐる明治・大正期のモノと性の文化誌

芥川龍之介と腸詰め(ソーセージ)―「鼻」をめぐる明治・大正期のモノと性の文化誌

これもオソロシイ本だが、この続編が出るというのがオソロシイ。
夕方。会議のあと、こちらでこの翻訳が出ているのを知った。即買いですね。
他者という試練―ロマン主義ドイツの文化と翻訳

他者という試練―ロマン主義ドイツの文化と翻訳

英訳は持っているんですが。
The Experience of the Foreign: Culture and Translation in Romantic Germany (Suny Series, Intersections : Philosophy and Critical Theory)

The Experience of the Foreign: Culture and Translation in Romantic Germany (Suny Series, Intersections : Philosophy and Critical Theory)

英訳に手を付ける前に翻訳がでてしまった。