拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

発見

原爆文学という問題領域

原爆文学という問題領域

を読了。「倫理」や「記憶」の問題に明快な答えなどなかなか出ないわけだが、しかし「原爆文学」という枠でひとまずくくれる人たちは試行錯誤を重ねてきたことがよく分かる本。こうした試行錯誤(本書も含めて)を学ぶ必要がない人はいないはず。
個人的には、どうやら石牟礼道子さんの作品を買っておかねばならないことがわかりました。
5月8日。
英語1コマ。院2コマ。土方さん@パラオのストーリーボードと柳兼子さん(柳宗悦さんの夫人)による西洋「悲哀」音楽会@京城ネタ。三人寄れば文殊の知恵。院生は大変でしょうが、先生方の議論を聞いていると、徐々に問題の核心がクリアになっていくようで、あれは博論組にはよい体験ではないかと。
修論添削、ひとまず完了。
5月9日。
火曜日振り替え授業で2コマ。ちなみに今年は火曜日は『闇の奥』の日であります。2限でスピンオフ系作品を読みまくり、3限では藤永さん訳+ペンギン版で精読。いやもう私自身が読み飛ばしまくりであったことがよくわかる2コマであります。
5月10日。
さっき起床しました。