結構心にしみた
7月13日。
午前中も午後もソファーにひっくり返って寝ていたのだが、つけっぱなしのTVから、なつかしの東後勝明さんの声が聞こえてきてじっくり見始めたのだが*1、これがNHK教育の「心の時代」。あれれ、と思っていたのだが、どうもこういうことらしい。
私も20代前半〜30代後半は、何かを犠牲にしているという意識もなく、あるいはその意識を否認して、ひたすら自分を追い込んで仕事し、結局ぶっ倒れて1ヶ月入院という経験があるから、割と真剣にTVを見てしまった。
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40代〜50代になると、命の限りを燃やす研究と、真っ当な家庭生活というのはやっぱり両立というのは難しいんだろう。いや、私は毒男なので後者についてはフリーなのだが、それでも親も兄弟もいるわけで・・・
私の場合、今の職場に異動して、いろいろ細々とした仕事が増えてきているので、「けんきう」への取り組みは、30代のような狂気じみたものはなくなりつつある。そのことを真剣に悩んでいた時期もあるのだが、実は悩むことではなく、当然なのだということなのか。
7月14日。
やっぱり夜に眼が醒めるわけで。5時間連続してぐっすり眠りたいよなあ。そしたらもっとバリバリ仕事ができるのに・・・と考えるのではなく、睡眠障害があるため、仕事を「いい加減」にしなければならず、でもそれは実は悪いことではないのかもしれないと考えるべきなんだろう。