拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2004-12-07から1日間の記事一覧

浅羽通明『アナーキズム──名著でたどる日本思想入門』(ちくま新書、2004年)

ブックガイドとして買ってみた(稲葉さんのHPで紹介されていたので)。知らない本が結構出てきたので面白そう。 午前中授業がないので目次をさっと読み。マンガネタをつまみ読み。 前者の本宮ひろし『男一匹ガキ大将』(1968〜73年)の後半で「北海…

佐藤本、再読中

夕方はなんだか馬鹿なことを書いたが、夕食後再読し始めると、やはり強力な才気を感じる。(ポール無視は、一ヘタレベーシストとしてやっぱりムカつくけれど。) 60年代に始まったカウンターカルチャーに始まる変化、《時》(=《進化》)の変化。《時》と…

・・・というわけで、やはりレッチリなのだ

このバンドが好きなのは、もちろんジョン・フルシアンテのギターも重要なのだが、フリーなしのレッチリはあり得ないから。ベースがリズムのみならず、時にはコードとメロディーもカバーしているバンドだから好きなのだ。すくなくとも2003年のライブでは…

佐藤良明『ラバーソウルの弾みかた──ビートルズから《時》のサイエンスへ』(岩波書店、1989年)

今日の授業はテストだったので、試験監督中に残りの部分を読んだ。 私は筑波で宮本陽一郎さんの授業に出て、緻密なレジメと博覧強記に刺激を受け、博論執筆中に圧巻としかいいようのない『モダンの黄昏』(研究社、2002年)を読んで心底鬱になったわけな…

浅羽通明『ナショナリズム──名著でたどる日本思想入門』(ちくま新書、2004年)