拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

どうしたものか

2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉

2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉

009ヲタが書く二次創作がネット上に山ほどあるわけなのだが、それと大差ないでしょう。
息子の小野寺丈さんの手腕云々ではなく、もとの断片がまあ大風呂敷のSFというかデムパ話というかオカルト話だったということで。ただ、石森御大の「萬画」になると、オカルト話が生き生きと動くのであったはず。たぶんアニメ以上に。しかし御大はもういない。多少なりとも期待できるとすれば、2012年2月12日(どうもこの日に何か起こるらしい)を目指して、紺野直幸さんの絵で、完結編映画公開!(仮にこんな企画があってもあまりヒットしないと思うのだが)ということしかないのだろうが、平ゼロ完結編(パイロット版)は20年遅れた『ドラゴンボール』の出来損ない、つまり00ナンバーたちをスーパーサイヤ人にしてどうするという大変真っ当な酷評もあるわけだし、さっぱり期待しない方が吉なのでしょう。その前に2008年公開予定という実写版『009』@ハリウッドが『Xメン』以下の出来で塗炭の苦しみをなめる可能性が高いのだが・・・。
んー、マンガのファンは、お布施と思ってこの本買ってみてください。二次創作と思って読めば、腹は立ちません。