どうしたものか
2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉
- 作者: 石ノ森章太郎,小野寺丈
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
息子の小野寺丈さんの手腕云々ではなく、もとの断片がまあ大風呂敷のSFというかデムパ話というかオカルト話だったということで。ただ、石森御大の「萬画」になると、オカルト話が生き生きと動くのであったはず。たぶんアニメ以上に。しかし御大はもういない。多少なりとも期待できるとすれば、2012年2月12日(どうもこの日に何か起こるらしい)を目指して、紺野直幸さんの絵で、完結編映画公開!(仮にこんな企画があってもあまりヒットしないと思うのだが)ということしかないのだろうが、平ゼロ完結編(パイロット版)は20年遅れた『ドラゴンボール』の出来損ない、つまり00ナンバーたちをスーパーサイヤ人にしてどうするという大変真っ当な酷評もあるわけだし、さっぱり期待しない方が吉なのでしょう。その前に2008年公開予定という実写版『009』@ハリウッドが『Xメン』以下の出来で塗炭の苦しみをなめる可能性が高いのだが・・・。
んー、マンガのファンは、お布施と思ってこの本買ってみてください。二次創作と思って読めば、腹は立ちません。