拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

盛会でした

2月23日。
午前中は国際シンポジウム「テクストの旅程」。総合文学領域の卒業生と、3月末でご退職になる荒木正純先生が主役のシンポ。荒木さん(と書くのも抵抗があるが、まあいいや)の芥川龍之介さん&アーサー・シモンズさんネタは、いささかも「最終講義」らしさのない、これからまだバリバリ研究される方らしい話でした。約70人。

もっとイイ写真はいくらでもあるが、パネリストのみなさんに掲載許可をとっていないので、これくらいしかうpできません。
午後は、名波宏彰先生の最終講義「縁起と中世」。これは『平家物語』を九州太宰府対馬島、高麗国との地政学的問題とその解決のためのイデオロギー言説の中で読み解こうとするもので、正直圧倒的に面白かった。K先生は「だいたい最終講義を聴くと、もっとはやく学んでいればよかったと後悔するものです」と挨拶されていたが、禿同。ざっと100人近く。
パーティーもほぼ同数。非常な盛会でした。
最後は「人の輪での花道」。

二次会も盛況のうちに終了。さすがにほっとして帰宅したのでした。
名波先生、荒木先生、総合文学の先生方、卒業生のみなさん、院生さん、参加者のみなさん、ありがとうございました&おつかれさまでした。