拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

 「大学院生ワークショップ」(2月16日@茗荷谷)のお知らせ

2月16日、筑波大学東京キャンパス(茗荷谷駅前)にて、「大学院生ワークショップ」を開催いたします。Takashji Fujitaniトロント大学教授、小説家のMadeleine Thien氏をお呼びしてのイベントになります。北米・カナダ・環太平洋地域の文学や文化に関心のある大学院生のみなさまに、ぜひ参加していただきたいイベントです。使用言語は英語です。
(ファイルがうまくアップロードできないので、以下にフライヤーの内容を引用します。)

大学院生ワークショップ 参加者募集のお知らせ

ワークショップ1
講師:Takashi Fujitani教授(トロント大学

分野:アメリカン・スタディーズ、日本史、地域研究パラダイムの批判的再検討、生政治、レイス、ジェンダーなど\

著書:Splendid Monarchy: Power and Pageantry in Modern Japan (UC Press, 1998日本語訳『天皇のページェント』、NHK出版)、Race for Empire: Koreans as Japanese and Japanese as Koreans in WWII (UC Press, 2011), その他論文 “THE REISCHAUER MEMO: Mr. Moto, Hirohito, and Japanese American Soldiers,” “Minshushi as a Critique of Orientalist Knowledges”など多数。

Fujitani氏の一連の研究と交差する可能性を持つ研究発表を募集します。英語で15分程度の発表にFujitaniさんからのコメントをいただきます。歴史学プロパーの方も参加ももちろん歓迎です。希望者は英語300ワード程度の要旨を1月17日(日)までに、m.inoueあっとまーくr.hit-u.ac.jpおよびh.ochiあっとまーくr.hit-u.ac.jpまで送信ください。

ワークショップ2
講師:Madeleine Thien氏 (小説家)

テーマ:記憶、移住、カナダとアジア、人種のポリティクス、ジェンダー、映像と音など

長編小説Dogs at the Perimeter (Granta Books, 2012), Certainty (2007, Faber& Faber), 短編集Small Recipes (2002, Little Brown)などの著者。2010年にOvid Prizeを受賞。Hong Kong City UniversityやSimon Fraser Universityでクリエイティブ・ライティングを教える。

カナダとアジアをめぐるThien氏の作品(短編を含む)をなにかしら読んだ上で、その作品世界を探求したり、表現や問題意識に応答する論考を発表してくださる方を募集します。英語で15分程度の発表にThienさんからのコメントをいただきます。希望者は英語300ワード程度の要旨を1月17日(日)までに、m.inoue@r.hit-u.ac.jpおよびh.ochi@r.hit-u.a.jpまで送信ください。

実際のワークショップの実施は以下のとおりです。
日時:2016年2月16日 午前10時〜午後2時くらいまで 
場所:筑波大学東京キャンパス117講義室 (地下鉄丸の内線茗荷谷駅徒歩1分)

世話人  井上間従文(m.inoueあっとまーくr.hit-u.ac.jp)、越智博美(h.ochiあっとまーくr.hit-u.ac.jp)
科研費基盤(B)ポスト太平洋戦争の「英米文学」研究―トランスパシフィックな文学的想像力と政治学