拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2013-01-01から1年間の記事一覧

9月28日の研究会

他にもあるんですが、私のブログ的にはこれを紹介します。行けるかもしれん。 http://d.hatena.ne.jp/takashimura/ レイモンド・ウィリアムズ研究会 ワークショップ わたしたちの文化をどうするか ――――変化と連続性からみるイギリス社会―――― 日時:2013…

ヌスバウムの翻訳一点

某氏からのメールで知った、この翻訳。もちろん買います。訳者のOさんって、どっちもOさんか(笑)、片方のOさん、頑張っているなあ。こういうひどい状況だから、私も仕事できるときに仕事しないと。経済成長がすべてか?――デモクラシーが人文学を必要とする…

9月の「積ん読」

「大東亜戦争」期 出版異聞――『印度資源論』の謎を追って作者: 小谷汪之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/07/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るこれは面白そう。『ガリヴァー旅行記』徹底注釈(本文篇・注釈篇)作者: スウィフト,原…

8月のお勉強

なんだかんだ仕事があったので、どうも勉強できた気がしない。 全然やっていないわけではなく、秋学期の予習として、テニスン『イーノック・アーデン』とジロドゥ『シュザンヌと太平洋』を読んだ。後者が議論しがいがあるかな。 あと、『英語青年』1945年7月…

スウィフト論三点

明日の授業のため、昔読んだ本をひっくり返している。『ガリヴァー旅行記』を読む (岩波セミナーブックス)作者: 富山太佳夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/03/21メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見るどうしても一冊とな…

占領期の『英語青年』

またまた『英語青年』の1944年〜1952年を読んでいます。今度は「福原麟太郎」を中心に。まだ1946年までなんですが、とにかく(北米)democracyについての紹介文が多い。これは福原以外の寄稿者も同様。私の関心としては、この文献を通したアメリカの民主主義…

『思想』ド・マン特集号、読みはじめ

緊急時以外は、土日はメールをあまり読まないことにしています。すいません。日付が変わったら猛然と返信します。昨日は屍のように寝ていました、今日は先ほど起床。土田さん巽さん宮崎さん(正しい漢字が出ません、ごめんなさい)の対談を読んでいるのです…

あと一ヶ月…

昨年度までの筑波大学だと、この時期は「あ〜1学期終わるなあ、夏休みだなあ」という感じだったのです。今年から2学期制なので、まだまだみっちり仕事があるのでした。ああ、そういえば帯広にいるときにはこのスケジュールで仕事していたのだなあ。でもあ…

“地方”文学

東北方面ではこんな本が出ている。東北近代文学事典作者: 日本近代文学会東北支部出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/06/28メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る買います。「南東北」の茨城県人として読むとか(嘘)。ぶあついので通読は…

かぜひいた…(14日の日記追加)

昨日の夜、泥のように寝込んで、今朝起きたらアタマが痛い。8日のブログには頭が痛いとか書いていますから、今朝アタマが痛いのはこれはもうしょうがない。とりあえず今日もやる事はあるのだが、〇〇と××はないので、少し休みますです。すいません。>関係各…

岩波『思想』7月号ポール・ド・マン特集

当然買います。 http://www.iwanami.co.jp/topics/annai/annai.pdf

The Liberal Imagination

The Liberal Imagination (New York Review Books Classics)作者: Lionel Trilling,Louis Menand出版社/メーカー: NYRB Classics発売日: 2008/09/23メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る福原と対比させて論じるに値する批評家。でも、これも…

風邪気味です…中野好夫です…

どうもこの2〜3日熱っぽいと思ったら、今日金曜日の昼頃から左耳奥に鈍痛が。これは熱が出て寝込むパターンである。しかし、仕事はある。明日は寝て曜日として、あさって働くか…日曜日は働きたくないのだがなあ。ニューレフトと呼ばれたモダニストたち ──英…

Airを使い始めたらVistaマシンには戻れない…

昨年から自宅用兼携帯用としてMacBookAir11インチを使っていたのだが、研究室が大学外に移ってしまった5月20日以降は暫定的に仕事用メインマシンとして使ってもいる。これは「暫定的」のつもりだったのだが、Airは立ちがあるのが無茶苦茶早くて、これまでつ…

Kさん出版記念パーティー

土曜日はKさんの出版記念パーティーということで、国立まで行ってきました。実はすでにこの本を読む機会があったのですが、猛烈に刺激を受けました。やっぱり一生懸命勉強しなくちゃ。>俺〈田舎と都会〉の系譜学: 20世紀イギリスと「文化」の地図作者: 河野…

研究室引っ越し終了!

本当にうれしいというかなんというか。無茶苦茶な一ヶ月でした…。

あと二週間

来週の火曜日にはダンボールの数を確定し、再来週にはこの研究室から退去しなければならないのでした。単なる仕事部屋なので特に思い入れはないと思っていたのだが、いざサラバということになると、ある種の感慨があります。片付けをしていると、昔書いてい…

『文化と暴力』

文化と暴力―揺曵するユニオンジャック作者: 清水知子出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2013/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見るご恵贈いただきました。ありがとうございます!ついに主著が出たか〜、おめでとうございます。あとがきにサ…

3月21日のオレ様を罵倒したい・・・

アホみたいに本がつまった研究室の引越が嫌いじゃないとかほざいていた3月21日の自分をしかり飛ばしたいと思う水曜日の午後。

連休前半は福島でした、他

第41回原爆文学研究会@福島大学に出席しておりました。いろいろと思うことがありすぎて整理ができませんが、Sさんのおっしゃっていた「今の福島には二つの時間が流れている」というのは、これは福島県に限ったことではないと強く感じたのでした。 二つの時…

やっぱり「引っ越し」は大変

研究室の本は院生さんのお助けもあって半分位片付きましたが、あとの半分は残っている。そんな中で授業もやらねばならないというのは、予想外に大変です。土日はくたびれてひたすら寝ております・・・。現代思想2011年5月号 特集=東日本大震災 危機を生きる思想…

『戦争を〈読む〉』

・・・「けんきう」できない、などと寝言を言っていると、Kさんから以下の本をご恵贈いただきました!戦争を〈読む〉作者: 石川巧,川口隆行出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2013/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る…

バタバタしております

とにかく研究室の引越が大変で(とても時間がかかるタイプなのです)、すでに大変へばっております。いろいろなことが滞っておりますが、なんとか今週中に追いつきたいな、と。正直、「けんきう」は夏休みまで無理ですね・・・。

『苦海浄土』付箋紙貼りまくりメモしまくり

文庫本がブカブカになりつつあります。授業では表象=代理の問題で話をしようと考えたけれど、いろいろ手続きを工夫しないといかんなと試行錯誤中。

『ジェンダーと「自由』、ご恵贈ありがとうございました

ジェンダーと「自由」―理論、リベラリズム、クィア作者: 三浦玲一,早坂静出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2013/03/01メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る「一橋リレー講義」が本に出ているというわけで、これは凄いです。なか…

今年前期の授業ネタ(『苦海浄土』、『ガリバー旅行記』)

毎年、専門の授業は2コマを火曜日にやる。今年も同じ。春学期・秋学期の2学期制になって、授業の名前も変わってしまったのがなかなか慣れない。 とりあえず春学期は新装版 苦海浄土 (講談社文庫)作者: 石牟礼道子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/07/15…

ご恵贈ありがとうございました(『叛逆』)

Sさんからネグリ=ハート『叛逆』をいただきました。ありがとうございました。叛逆 マルチチュードの民主主義宣言 (NHKブックス)作者: アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート,水嶋一憲,清水知子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/03/26メディア: 単行本(…

書評はなんとかなりそうです

あとは削って、練り直すだけ。もっともそれが大変なのだが。しかし、気がついたら今日は土曜日ですか。午前中ではございますが、みなさまおやすみなさいませ from某所。

書評を書いています

春休みの宿題です1997年出版のあの本と、昨年出版のあの本を比較しつつ読んで、後者の特徴を浮かび上がらせるような書評を書いております。二冊を読んで、私は「進歩」は確実にあると確信しております。進歩の規模とか質とか(というかそういうものが計測で…

(事実上の)引っ越しの準備開始

事実上ですから、職場が変わるとかそういうことではないのです。私の個人研究室がある通称「人社棟」の耐震工事がいよいよ始まることとなり、そのため一度研究室を引き払わないといけないのです。つまりは本の整理やら段ボール詰めやらをやらねばならない。 …