拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2004-01-01から1年間の記事一覧

新橋駅から霞ヶ関ビルが見える

新橋駅から有楽町駅に向かう途中、山手線から、道路がまっすぐ延びて、その道路の突き当たりにあの霞ヶ関ビルがどーんと見えると記憶するのだが、映画版「999」のメガロポリスステーションから999号が出発するシーンって、あの新橋駅からの眺めを意識…

「ビンボー」と「貧困」の表現→「拓殖」「シャモ」の表現

『男おいどん』が全巻届かないのでまだはっきりしたことは言えないが、この漫画が現実の貧困を元にしたネタであること、「ビンボー」の漫画であるとは言ってよいと思う。で、急に永山則夫『無知の涙』と比較して読みたくなったので注文する。これはもう無茶…

インターネットダメ人間スカウター&永山則夫

http://hamanasu.sakura.ne.jp/~yami/qandc/idame.html 柳瀬さんから教えてもらったサイト。私は「泥沼にはまりつつある」ので、猛省しています。

Cocco『クムイウタ』(1998年)

明日の授業でモンゴル800とオレンジ・レンジだけじゃいかんだろうと、実は初めてCoccoを聴く。椎名林檎っぽいな、でも彼女のデビュー作よりも前のアルバムなんだと初めて知った。んー、1曲目(独唱)から2曲目(ハードロック)への流れと、'Rainin…

松本零士『ザ・コクピット』全8巻、小学館、1996?年

ありました、ありました。整備士たち「あいつは試験機のテストパイロットなのに(背中を丸めて縮こまって)○食みたいな格好でメシ食ってるな〜」(中略)女性テストパイロット「でも私はそういう人が好きです」、社長「人の食物とはおもえんものをくっとった…

パウエルすらさじを投げた

わけで、さすがのライスも胃が痛くなったのか? http://www.asahi.com/international/update/1118/003.html それにしても、ライスという人は本気で先制攻撃論を信じているのだろうか。

X−43A、マッハ9.8を突破!

http://www.asahi.com/science/update/1118/003.html 「血湧き肉躍る」のが好きな人は、戦争ではなく、こういう方面で燃えるがよろしい。私も、燃える。 http://www.nasa.gov/missions/research/x43-main.html NASAのHPからだとQuickTimeMovieで動画も視聴…

『前夜』定期購読

してみた。目取真俊さんの連載と、新城郁夫さんの文章が読めるようだ。で、『前夜』関連でノーマ・フィールドさんが小樽で講演する、と。http://www.zenya.org/ev-new.html#041205otaruこれは小樽文学館は関わってくるのかな? 新城さんの本で興味がわいたの…

おいどん&『前夜』

『男おいどん』講談社漫画文庫の第2巻と5巻が届いたので夜に読んだが、大声で爆笑して、ホロリ。でも、子供がいる娼婦の話は読んでいてさすがにきつかったな・・・この貧乏ネタ漫画で笑って泣けるのは、大山昇太以外の下宿生(浪人生)のような、本当の(…

松本零士『男おいどん』第6巻(講談社KCコミックス、1972年;1980年)

今、全巻セットは入手しづらいようなので、とりあえず届いた分だけ。おいどんの下宿って、筑波の院生だったころの私の部屋そっくりだ(さすがに私は布団、テレビ、冷蔵庫はあったけど)。下宿のバーサンじゃないが、自業自得だが哀れな苦学生(←じゃなかった…

木村茂雄編『ポストコロニアル文学の現在』(晃洋書房、2004年)

どちらの本もまだ未読なのだが、私と同年代かもうちょっと上(木村さん)とその周囲の人たち(特に若い学生さんたち)との共同作業の成果である。似たような関心を持っている人たちがちゃんといるのだなと感慨深い。

初雪です。

窓の外には雪が舞っています。冬の到来です。

岩渕功一・多田治・田仲康博編『沖縄に立ちすくむ──大学を超えて深化する知』(せりか書房、2004年)

『英語青年』12月号

佐藤良明「未来のために、イマジン」を読む。 「なぜ『英語青年』は続いているのか?答は明白でしょう。[われわれ]を囲い込むブラケットが、時代を超越して(時代から見放されて?)、いまだに保身の機能を果たしつづけているからです。」「よく練ってある…

社会学徒、頑張れ

それはそうと、久しぶりに北田暁大さんのHPを見る。http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/2948/ 仕事しているなあ。それにしても、自分の書いたテクストや発言がマスコミでバリバリ議論され消費されてゆくというのはどういう気分なのだろう。私…

シュガー・ベイブ『ソングス』(Niagara、1975年;1994年)

研究室の隅っこにあったのでついつい聴いてしまう。やはり「Show」と「Down Town」はいいなあ。

山下達郎『Greatest Hits! of Tatsuro Yamashita』(BMG,1997年)

英語の授業のリスニングでビーチ・ボーイズでも使おうかと思っていたのだが、達郎の英語の曲(「Your Eyes」とか)でもいいかと思って、これまた10数年ぶりにCDを購入し、しみじみと聴く。(そういえばLP、どうしたっけな、捨てたかな?)青山…

_Critical Inquiry_, Autumn 2004, 31:1

マンガやアニメばかり読んだり見たりしているのもなんなので、さっき届いた『クリティカル・インクワイアリー』について・・・と思ったのだが、"Arts of Transmission"特集ということで、これはまあメディア論だった。Ann Blair, 'Note Taking as an Art of …

カリスマ、『999』原作読破、他

アラファト議長という人については、私の場合まずサイードの批判を読んでからその存在を意識するようになったので、彼の死については複雑な気持ち。「カリスマ」という言葉がメディアを飛び交う今、ジェイムソン『政治的無意識』のカリスマ論を読み直そうか…

ヤマトは全然ダメだ・・・+α

昨日の夕方、松本作品ということで劇場版『ヤマト』(1977)を観たのだが、絵もテーマも全然ダメ。体が受け付けないという感じ。小学生の時は『999』よりも『ヤマト』に熱中していたはずなのだけど。 いきおいで昨晩夜中に『さよなら銀河鉄道999』…

銀河電網999

http://that.2ch.net/gline/kako/1041/10416/1041655253.html 初代スレ http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1091245545/ 現スレ 松本御大の「新999」http://ginga999.shogakukan.co.jp/new.htmlより、2chの「私はメーテル」ガイドラインスレの…

大熊栄『サルマン・ルシュディの文学──「複合自我」表象をめぐって』人文書院、2004

五十嵐先生の事件の前からラシュディ(という表記になれているもので・・・)を読み続けてきた、筑波大で教鞭をとる著者の博士論文(@筑波大学)が元になった本格的ラシュディ論。とにかくこの本がブレークスルーになって、ラシュディの小説やエッセイ(特…

アラファト議長、意識なし

http://www.asahi.com/international/update/1104/010.html これはいよいよダメなのか?

さらば999β&アラファト議長ピンチ

昨日は午前中に仕事を片づけたあと、ゴダイゴ英語版を聴き始めたついでに、ネットで『銀河鉄道999』の続編を見つけて読んでしまった。マンガやアニメはこの15年くらい本当にご無沙汰していたので、こんなのがあるのなんて全然知らなかったのだ(石ノ森…

Godiego『Godiego Great Best Vol.2』英語版(1994)

沖縄つながり?なのかどうかしらないが、ラジオでオレンジ・レンジの「ロコローション」、ではなくて、このCDに収録の「モンキー・マジック」が流れてきて、あまりに懐かしくて衝動買い。ついでに(たぶん20年ぶりに)ゴダイゴの英語版CDも購入。ゴダ…

Orange Range『ロコローション』(2004)

五十嵐助教授殺人事件について(私〈齋藤〉は異論があるが)

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/syousetu.htm

東京新聞から、「香田さん殺害 困惑の国内信徒ら」

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041101/mng_____tokuho__000.shtml

新城郁夫『沖縄文学という企て──葛藤する言語・身体・記憶』(インパクト出版会、2003)

これはかなり面白かった。もちろん「沖縄文学」を構成するテクストをほとんど読んでいないので、未知のテクストのことを知ることができたという意味で面白かったというのもあるのだが、「北海道」のことを考える際にも参考になる書物だと思った。

『ちゅらさん』完全版(DVD,NHK)

沖縄表象の話を(少しだけど)講義でやらねばならないことになったので(ある意味ドツボに嵌ったのだが)、一話くらいはなめるように観なければ。