拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2005-01-01から1年間の記事一覧

ゲラ修正作業ひとまず終わり

ふうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。 さて、別の仕事してから読み直そう。

ありえん!!!

中島敦全集〈1〉小説作者: 中島敦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/10/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る中島敦の全集は3種類あって、これは一番新しい筑摩の全集の第一巻、私が論じている『光と風と夢』が収録され…

のびる人もいる

ポール・ボウルズの博論に副査として関わっているのだが、いやあ、よくなるものですよ。主査A先生のご尽力もあるわけなのだが、なにより本人ががんばって、何度も何度も書き直し、そのつどよくなってきた。もちろん批判すべきところはあるんだろうけど、や…

戦いもようやく

終わりがみえてきたような。 今日は5章の残り、序章、あとがきをやっつけて、全体をもう一度読み直す。これは明日土曜日の午前中にやった方が効率がいいかな。 そんなわけで、ぼちぼちマレーシア本の論文の方に手をつけなければならない。

カウンターをみたら10万超えてました

http://www003.upp.so-net.ne.jp/hspstcl/index.htm 地味でマニアックで愚痴・ネタ・雑談ばかりのHP&ブログによくこれだけの方々が訪問してくださったものだと思います。これからも「読まずに書く」「ネタかホントかわからない話」を「拓殖のあと」な視点か…

戦わなくちゃ、現実と(2)

昨日の鬼畜なスケジュール──朝6時半学校到着、授業、授業、仮眠、会議、博論proof-reading、会議──を、「雪待ちにんにく」+ファンケルビタミン錠剤(この2週間試しているが、私にはいいみたい、馬力でるしなによりベンザリン一錠で!連続5時間眠れる!!)…

売れ行き好調

フリーターにとって「自由」とは何か作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 150回この商品を含むブログ (75件) を見るhttp://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20051207によれば、この本、増刷になっ…

デムパな文

昨日の院生研究会ではMaterial Eventsのイントロ、A "Materiality witout Matter"を読み始めたのだが、ひさびさにデムパな文章を読んである種の懐かしさを覚えたなあ。 会議がおわったので晒しあげ。 Why de Man today? What if any claim might a project s…

すごいな

http://www015.upp.so-net.ne.jp/izawatakashi/memorandum200512.html 私が高校受験の時だと、試験問題に「柄谷&浅田」の文章がでてくるようなものか・・・。岡さんの文章が10代の学生に読まれるのはいいんだけど、おそらく岡さんの文章を受験問題に使う高…

おめでとうございます

Nさん、しばらく仔牛じゃない講師の私は、4月からは「センセイ」と呼ばせていただきます。Sさん、10ヶ月@北米は短いよ、でもがんばってね。

無事終了

科研プロジェクト《英米文学の受容・変容》、第一回研究報告会を週末に開催し、無事終了。さすがにほっとする。上海のLさん、台北のWさん、愛媛のNさん、QのNさん、遠方より強行スケジュールで駆けつけてくださってありがとうございました。今回は多忙…

麻薬密輸はシンガポールでは死刑の可能性アリ

あの頃ペニー・レインと [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売日: 2006/03/29メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (60件) を見るオリジナルタイトルはAlmost Famous。英語の授業で使っている。ロックネタのせい…

Faces&Places(2003)のライブです

Vienna Nightsアーティスト: Joe Zawinul & Zawinul Syndicate出版社/メーカー: Bhm Productions発売日: 2005/08/23メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る73歳のザヴィヌル翁の音楽歴は50年近くになる。その間、彼のそばにヘタなミュ…

3章修正難航中

現実逃避したいが、マジで時間がない。明日の「マレーシア・アイルランド・トルコ出張english literatures報告」、準備は今日の夜か(涙クレオールとは何か (平凡社ライブラリー (507))作者: パトリック・シャモワゾー,ラファエル・コンフィアン,西谷修出版…

Material Events

・・・とかなんとか馬鹿なことを書いていたら、院生のK君が火曜日院生読書会のテキストを持ってきてくれた。Material Events: Paul De Man and the Afterlife of Theory作者: Tom Cohen,Barbara Cohen,J. Hillis Miller,Andrzej Warminski出版社/メーカー: …

松本人志とみのもんた

松本のコントで卒論書きたいという学生の指導教員になることになったので書類にハンコを押した。 で、松本でやるのはいいんだけど、とにかく形式はしっかりしたものを出してくれ、そのためにはああしたらいいこうしたらいいという具体的な話をした。 レポー…

本、どどっと届く

全部をリストアップするのはめんどくさいので、これだけ。近代文学の終り―柄谷行人の現在作者: 柄谷行人出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2005/11/01メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (40件) を見るこの本に「翻訳者の四迷」とい…

好物=イカの塩辛→ゲラ

実家から届く。これについては私はうるさい。 函館のものだろうとどこのものだろうと、市販ものの99%は人口甘味料を使っている(と私の舌が勝手に判断する)ので、祖母の手作りの塩辛を好んで食べてきた。その祖母も90歳に近いので、もうあまり作らない。で…

好物喰って、さあ・・・

戦いました・・・

参考文献。終章+あとがき。ふう。1章は家に持ち帰る。 2章、3章がヤマだなあ。 ゲラを読んでいると「おお、これが世に出るのか、いよいよだなあ」という感慨と、「ペンを使った修正ってしにくいな」(←だったら原稿の段階でもっと練っておけよ>自分)とい…

戦わなくちゃ、現実と!

というわけで、ようやくゲラに向かう。というか、先週の金〜日って、やはり出張+α疲れでくたばっていたんだよな。 むむ、結構直すべきところがあるな。自分でも今読むとハア?な箇所、当然ながらプロの目から逃れることはできなかったということだなあ。 ・…

「モード性格」論、ゲラと戦う

「モード性格」論―心理学のかしこい使い方作者: サトウタツヤ,渡邊芳之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る著者の一人Wさんは、私が前の職場でいろいろお世話になった人。「英…

年末年始の読書はこれ!

20世紀英語文学辞典 (CD-ROM付)作者: 上田和夫,渡辺利雄,海老根宏出版社/メーカー: 研究社発売日: 2005/11/11メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るこのブログの常連さんには辞書とか事典を全部読むのが好きな人も多いでしょう。…

公募

http://ameblo.jp/kawataka/entry-10006443012.html これは倍率どれくらいになるかな?Kさん、お疲れさまです。

イスタンブールの英文学の先生たちから「パムク×」

という批判をかなり聞いてきました。 "Snow"という小説、1980年代?とおぼしき時期のトルコの政治的動乱を背景に、フランクフルトに20年暮らしていた詩人が出身地のカルスというアナトリアの田舎町(といっても11万人くらいいるようだが)に帰ってきて、スカ…

誰だよこれ作ったのw

http://www.unmannedspaceflight.com/index.php?act=Attach&type=post&id=2541 現場の人たち、たぶんリポビタンじゃ効かなかったと思うな。あれだ、無水カフェインだろ。ま、部屋に新聞紙とか毛布が散らばってないだけマシか。 博論追い込みのころを思い出す…

「はやぶさ」にもうちょっと金かけられんもんかなあ

http://www.isas.jaxa.jp/home/hayabusa-live/ 「議論中」という画像にうつったテーブルの小ささに泣いた・・・。あれじゃウチの院生研究室とあんまりかわらないじゃないか! などと憤慨しつつ、自分のメカフェチぶりに、人工衛星に感情移入する池澤夏樹の「…

大学院の授業、「はやぶさ」どうやら成功

昨日は自宅で仕事。エドワード・サイード (シリーズ現代思想ガイドブック)作者: ビルアシュクロフト,パルアルワリア,Bill Ashcroft,Pal Ahluwalia,大橋洋一出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1…

比較・理論文学会でのお披露目発表

ということなのだが、新ネタはまだ練り込まれておらず、やむなく夏の筑波イギリス文学会ネタ+α(αはほんのすこ〜〜〜し)で勘弁していただこうと思う。イギリス文学会のオーディエンスとは重ならないようだし。 * 学生が、卒業論文の副査のハンコをもらい…

planetary reading

1997年、スピヴァクさんは空の☆を見て、"planetary reading"を思いついたと講演で言っていた。 Globalizationはthe Globeの極限化である。で、この"the" Globeに対抗するために偏狭なidentitarianあるいはnationalisticな文学や文化が称揚されたりする。これ…