拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2012-01-01から1年間の記事一覧

オムニバス講義@白百合女子大

水曜日の夕方、連続オムニバス講義で「日本文学と南洋」というお題を与えられたので、池澤夏樹さんの『夏の朝の成層圏』とか『マシアス・ギリの失脚』とか最新作『氷山の南』について語ってきました。私の前はお久しぶり!のKMさんだったのだが、彼女は柄谷…

AASへ応募

来年3月北米はサンディエゴで開催されるAssociation for Asian Studiesですが、期待していたパネルには落っこちたというかすでに人数超過でダメで、やむなくindividual paper sessionに応募しました。これは倍率が高いからダメかもだなあ。ダメなら北米では…

合同合評会のお知らせ

次のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/shintak/20120729)より引用させていただきます。 核エネルギー、文化、社会合同合評会 主催 レイモンド・ウイリアムズ研究会共催 原爆文学研究会 日時 2012年8月31日(金曜日) 13:00~17:30 場所 関西学院大学 大阪梅…

サバも事実上終了(号泣)

昨日、北海道&東北旅行より帰宅。今日(月曜日)は朝から職場のPCでメール読んだり対応したり人と会ったり書類を書いたり、ええもう「通常夏休み営業モード」でございますよ。なお、お盆前後はまた札幌に飛び、久しぶりに親父の命日に墓参をする予定。

Pagent Fever

W大のYさんのご著書。私が蝦夷地にいるあいだに職場に届いておりました。 密林書店では書影もなにもでないので、早稲田出版部のHPへのURLを。 http://www.waseda-up.co.jp/newpub/pageant-fever.html エドワーディアン関係の方の書評が出るといいなあ…

2012年07月15日のツイート

@hspstcl: 腹調子悪い URL2012-07-16 11:00:28 via Hatena @hspstcl: 大貫さんの博論構想発表を聞きました URL2012-07-16 10:42:52 via Hatena @hspstcl: 集中単位出しました URL2012-07-16 10:20:55 via Hatena @hspstcl: [Twitter]2012年07月14日のツイー…

腹調子悪い

のに移動しなければならないというのはなかなかに辛いものです(涙)。エアコンなしでぐっすり眠れる北海道で快癒することを期待しつつ。

大貫さんの博論構想発表を聞きました

某所よりアップ。 国立にて大貫隆史さんの博論構想発表を拝聴いたしました。ダブル・アイとコンプレックス・シーイングの違いも一例だと思うのですが、いわゆる「専門用語」を使わないで、「普通の」言葉をいわばギリギリとしばきあげ、それを読者にも共有し…

ハラが痛い

痛いというか、例によってゆるい。毎度のことではあるが、疲れがたまったり緊張が続くと××をする。母親いわく、父がそうだったようで、決算の時期になると毎日のように××していたようだ。こういうところは似なくてもいいのに。

1951年の『英語青年』:Hiroshimaを日本で販売&教科書に

軍事占領末期の以下の記事、いろいろに「読める」と思います。 John Hersey: Hiroshimaの原書(B6 – 118頁、本クロース表紙上製本)が、東京千代田区富士見町法政大学出版局を通じて、特別に日本国内へ販売されている。これは、No more Hiroshimas運動に寄与…

1951年の『英語青年』

9月になったら読む暇がなくなるのでせっせと読む(毎号48頁になっているので熟読は無理)『英語青年』。「原爆」「広島」「長崎」関連記事もあることはあるが、1945年8月の話ではなく、朝鮮戦争で原爆が使われるのか?とか広島大学の小川二郎氏がブレイク研…

第39回原爆文学研究会を終えて

7日の発表、8日のシンポが終了して、ほっとした&疲れた、でも充実感はある、というところでしょうか。いずれまとめ的な文章も出てくると予想しますのでここでは詳細は書きませんが、少なくとも私は非常に刺激を受けました&勉強が足りないと反省。後者につ…

注目のシンポ・研究会など

ご近所様のブログ情報なのでここで書くまでもないような気もしますが。いずれも一橋大学です。詳細はURLをクリックしてください。 7月14日 Freud and the Postcolonial (http://asakonakai.blogspot.jp/2012/07/freud-and-postcolonial.html) 7月15日 第33…

「原爆」in『英語青年』リスト作成、進まず…

1945年から1949年まではまあまあ予定通りできた。しかし1950年になってから進行速度が非常に落ちている。これは当たり前で、敗戦後5年もたつとだいぶ状況が落ち着いてきて、『英語青年』の頁数も16頁→32頁のように増加、というか復旧しているから。資料読み…

Robinsonade集中授業、終了

土日の集中授業、終了しました。受講者のみなさん、おつかれさまでした。2学期と3学期、一緒にいろいろ《ロビンソン物語》を読んでいきましょう!

CFP: AAS 2013 Annual Conference@ San Diego (March 21-24)

最近はここが主戦場になっている感がある私齋藤でございます。締め切りは8月2日。私は「筑波組」の一員ではなくて、個人で応募しようと思っています。落とされたら「筑波組」のサクラでもやりますか(笑)。 The Association for Asian Studies (AAS) is ple…

『リーダーズ英和辞典』第3版、8月出版予定

K社の営業さんにこのことを教えていただきました。これは即購入でしょう。 [並装]" title="リーダーズ英和辞典 [並装]">リーダーズ英和辞典 [並装]作者: 高橋作太郎,笠原守,東信行出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/08/25メディア: 単行本購入: 2人 クリ…

Edmund Blunden, "Hiroshima"など

1949年の『英語青年』読了。「原爆」「広島」関連記事もチェックした。1945年〜1949年まではチェック終了ということになる。手ぶらで広島に行くことは回避できそうだが、もう少しがんばる。 Edmund Blunden*1が朝日新聞から8月6日のために詩を書いてほしいと…

日本英文学会第17回大会(1945年11月24・25日)と進駐軍

『英語青年』1945年11・12月合併号31(199)頁に、日本英文学会第17回大会(1945年11月24・25日、於:京都帝国大学)の報告記事があった。 〔二日目〕午後は一時開会、進駐軍招かれて六七名、長い手を掲げて入場。 こういうことがあったのか。

『英語青年』(76〜110巻)古書で購入

欠巻はあるが、安かったし、買ってしまった。復刻版ではなく現物。70年前の紙はボロボロだけどとりあえず調べるのには十分。 私はこういう資料を手元に置いておく方ではなく、図書館をせっせと利用するタイプだが(手元に置き始めると、おそらく研究室と自宅…

バトラー『権力の心的な生』

訳者のSTさんからお恵み頂きました。ありがとうございます。ところがhatenaでは書影もデータも出てこない。以下の月曜社の「暴力論叢書」の一冊になります。自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3)作者: ジュディスバトラー,佐藤嘉幸,清水…

筑波(大学中央図書館)よいとこ一度はおいで〜♪

いろいろ文句も言いたくなる私の勤務校ではあるが、中央図書館がほぼオープンなのは本当に助かる。ここで調査をすると、他大学では苦痛を感じる位。もちろん他大学の図書館も努力していらっしゃると思うのですが、筑波は最初っから開架が前提ですからね。 と…

ロビンソン映画鑑賞会2

上記エントリーの次の日だが、ここに書きます。ロビンソン・クルーソー [DVD]出版社/メーカー: パンド発売日: 2004/08/06メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログを見るRCの場合原作準拠というのはあまり意味がないとは思うのだが、これは上記ブロ…

ロビンソン映画鑑賞会1

RCのド素人としてRC映画を観ることにする。昨日は台風4号の暴風を聴きながら以下を観た。大変時期にかなった映画であった。ロビンソン・クルーソー [DVD]出版社/メーカー: クロックワークス発売日: 2002/01/25メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) …

『英語青年』ネタ(福山の福原)

R.F.(福原麟太郎)を読み直さなきゃダメかもしれない、という話。以下ウィキより。 広島県沼隈郡神村(現・福山市)生まれ。1912年、広島県立福山中学校(現・福山誠之館高校)卒。(中略)太平洋戦争直後の1946年から1953年まで日本英文学会会長を務めた。…

レガシー・アテンザ系かフォレスター

ちょっと冷静になってみると、やっぱり8は維持するだけでも大変。シャシーだけ残してエンジンはSkyactiveにならんのでしょうか。というわけで、レガシーやアテンザを大学の大駐車場で見かけたらちょっとだけ眺めさせていただくとか、フォレスターはあちこち…

国立科研始動

くにたち、です。一橋組のOさんMさんIさんに、筑波組のYさんと私齋藤。金曜日に銀座で会合、というかお食事会でいろいろお話させていただきました。このメンバーが集まっているのだから相当なことができると思う。私もスポンジになりつつある脳みそに油をさ…

次のクルマを考えるか…

同僚のHさんがアウディに乗り始めたのですよ。赤いアウディ。まああれを見ると、ちょっといいセダンが欲しくなるよね、ということなのです。さすがにアウディは高いわけですが(私はローンはいやなので一括で買えるものだけを買います)。 2ドアのジムニー…

「ディケンズと新歴史主義」

所用というかなんというか、ともあれディケンズのクリスマスものをチェックしていたのだが、適当にググっていたら久しぶりに村山さんの文章に行き着いた。 http://www.dickens.jp/archive/general/g-criticism-murayama.pdf 村山さんのしゃべりっぷりが思い…

Huxley, _Ape and Essence_

1950年前後の『英語青年』を眺めていると、時々Aldous HuxleyのApe and Essenceについての言及が出てくるのでした。「原子戦争」の可能性についてのコメントと共に。*1 Ape and Essence作者: Aldous Huxley出版社/メーカー: Vintage Classics発売日: 2008/01…