研究
ジェンダーと「自由」―理論、リベラリズム、クィア作者: 三浦玲一,早坂静出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2013/03/01メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る「一橋リレー講義」が本に出ているというわけで、これは凄いです。なか…
毎年、専門の授業は2コマを火曜日にやる。今年も同じ。春学期・秋学期の2学期制になって、授業の名前も変わってしまったのがなかなか慣れない。 とりあえず春学期は新装版 苦海浄土 (講談社文庫)作者: 石牟礼道子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/07/15…
Sさんからネグリ=ハート『叛逆』をいただきました。ありがとうございました。叛逆 マルチチュードの民主主義宣言 (NHKブックス)作者: アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート,水嶋一憲,清水知子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/03/26メディア: 単行本(…
春休みの宿題です1997年出版のあの本と、昨年出版のあの本を比較しつつ読んで、後者の特徴を浮かび上がらせるような書評を書いております。二冊を読んで、私は「進歩」は確実にあると確信しております。進歩の規模とか質とか(というかそういうものが計測で…
昨日は、筑波大学東京キャンパス文京校舎(要するに昔の教育大、茗荷谷のこと、建物は新しいです)にて、Viet Thanh Nguyenさんをコメンテーターに迎えてセミナーを行った。私は、ハーシー「ヒロシマ」を教科書で使えと言われて使わなかった福原麟太郎のこと…
『随筆全集』全8巻のチェックも終わった(熟読したとは言うまい)。『著作集』のチェックのことも考えると、福原麟太郎は広島県人ではあるけれども(福山市、というか松永)、原爆投下後の広島について正面から語ることは、ほとんどなかったと言ってしまって…
福原は福原麟太郎。野崎は野崎孝。どうなんでしょう、むしろ福原の方が「知らない」人が多いのかもしれないが、野崎についてwikiを貼っておく。 野崎 孝(のざき たかし、1917年11月8日 - 1995年5月12日)は、日本のアメリカ文学者、翻訳家。『ライ麦畑でつ…
来週の授業のために読み直しているのがこの本。江戸時代のロビンソン―七つの漂流譚 (新潮文庫)作者: 岩尾龍太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/09/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る正確な引用ではないので…
風邪でひどい目にあった一週間でした。まだのどはダメです…。 すでに年末に届いていた、日本英文学会の『英文学研究』第89巻(2012年12月)には、一谷智子氏(広島修道大学)の論文「核批評再考―Araki YasusadaのDoubled Flowering」が掲載されているのです…
ご恵贈いただきました。ずいぶん前にいただいたのですが、ブログを書く暇もなく。情けないことです。文学研究のマニフェスト ??ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門作者: 三浦玲一,遠藤不比人,越智博美,大田信良,河野真太郎,中井亜佐子,中山徹出版社/メ…
昨年の春から夏にかけての仕事です。タイトルは「核時代の『英語青年』―「広島」「長崎」「原子爆弾」関連記事リスト(一九四五〜五二年)」。例によって根性と馬力だけの研究[ノート」といった方がよいと思います。福原麟太郎論を書くためのノート、という…
昨日、無事終わりました。飲み会も楽しく、今年の締めとしては理想的でございました。遠くからお越しいただいたS先生のご講演は村上春樹を精読しつつ(これが半端ではない)世界文学への議論に参与しようというアツいものでして、やっぱりああじゃなきゃいか…
読むことのアレゴリー――ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語作者: ポール・ド・マン,Paul de Man,土田知則出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/12/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (15件) を見る盲目…
土曜日の15時〜16時30分+質疑応答で、大変有意義な会となりました。何より私が刺激を受けまくったのでした(いずれ書く予定)。とりあえず次の本はゲットしておく、と。(向井の本は持っておりますが。)コシャマイン記・ベロニカ物語 鶴田知也作品集 (講談…
明治期露西亜文学翻訳論攷作者: 加藤百合出版社/メーカー: 東洋書店発売日: 2012/12/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る加藤百合先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございました&ご出版おめでとうございます。すで…
ソードアート・オンライン アインクラッド 1 (電撃コミックス)作者: 川原礫,中村貯子出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2012/09/27メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る全くの、本当に全くの素人として読み…
訳者のみなさんからご恵贈いただきました。未来の考古学 第二巻――思想の達しうる限り作者: フレドリック・ジェイムソン,秦邦生,河野真太郎,大貫隆史出版社/メーカー: 作品社発売日: 2012/12/14メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 50回この商品を含むブログ…
SRL嬢による樋口一葉三部作の「養子」と「家」についての口頭発表予行演習。SRLさんの日本語の力も着実に向上してきて、教員としてはうれしいわけです。文学から見た家族法――近代日本における女・夫婦・家族像の変遷作者: 大村敦志出版社/メーカー: ミネルヴ…
某国立方面の方よりご教示いただいた国策映画。主人公が英文学者というのが大事なのであるわけだが、博論を書く前にこういうのを観ていない私は本当にダメダメだと思う。もっとも映画まで手を出すと博論プロジェクトは破綻しただろうなあと思うが。 こんな紹…
http://3ninsha.blog.fc2.com/ おお、『希望』の写真が!
ご恵贈いただきました。Oさん、Oさん、Mさん、ありがとうございました。イギリス映画と文化政策――ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー作者: 河島伸子,大谷伴子,大田信良,エグリントンみか,三浦玲一,松本朗,太下義之出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版…
昨日は17時から研究会の4回目。前回につづいて吉見さんの文章を読む。1996年にカルチュラル・スタディーズに転回点があったとあり、たしかにホールさんを読んだシンポがその前の年にあり、『思想』や『現代思想』で特集号がありと、これは個人的にも記憶して…
執筆者一覧の中に小田島雄志の名前があるわけです。木下順二もあるから、芝居(シェイクスピアかな)からみの記事だろうと思うのですが、ともあれどういう文脈でどういう記事が出ているのか楽しみです。これもずずずーっと読み倒さなきゃいけないなあ。年末…
あとでかく予定。というか、いつのまにかATOKがBaiduに変わっているのだが、そんな操作したっけ?>オレ 11月6日。吉見さんの、ギアーツ「厚い記述」論争の紹介と、ポストコロニアル批評、新しい文化史、カルチュラル・スタディーズへの流れを「声を出して読…
gbkの原稿。『英語青年』の再読と、追加データの入力が終了。結局3割ほど分量が増えました。齋藤の目は節穴だったということです。ともあれ、あとは細かいところをなおせば、なんとかこの週末には原稿を送れそうです。>関係者のみなさま 正直、しばらく『英…
昨日、10月31日に表記の研究会をおこないました。といっても、参加者は少なかったのですが。まあそういうこともあります。 内容は、先日、日本比較文学会で発表されたヨウコウさんの、発表をふまえたお話し。あらためて(芥川や谷崎の中国旅行の世話をした)…
某gbkの論文締め切りが間近なので先週あたりから追い込みをかけている。本当はもっと余裕のはずで、某全国大会でシンポなどを聞いているはずだった。しかしそれは無理だった。というのは、この論文というか研究ノートは7月のgbkで発表したものが元になってい…
「ロビンソンもの」読み倒し授業の、次なるネタはこれ↓。モロー博士の島 (創元SF文庫)作者: H.G.ウェルズ,H.G. Wells,中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1996/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (29件) を見るThe Islan…
1日だけ未来日記。 ほんのちょっと前まで「ウチの若い衆」だった人に378頁の立派な単著をいただいたのです。感慨深いものがございます。岡崎京子論 少女マンガ・都市・メディア作者: 杉本章吾出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2012/10/24メディア: 単行本 ク…
文化のハイブリディティ (サピエンティア)作者: ピーターバーク,Peter Burke,河野真太郎出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2012/10/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 68回この商品を含むブログ (5件) を見るkntch市のKNさんからご恵贈いただきま…